清塚信也さんアルバム【あなたのためのサウンドトラック】
予告通りというか,気になって頭から離れなかったので買いました。
先日,Mステで見てから気になっていました。↓
購入
ピアノ奏者の清塚信也さんのアルバム【あなたのためのサウンドトラック】です。
クラシック系のアルバムを自分で購入するのは初めてです。
中古があればと思ったんですが,なかなか見つからなかったので新品購入です。
もう少し安ければ・・・!とアルバムを買うたびに毎回思いますが,
この【あなたのためのサウンドトラック】は払っても惜しくない名盤だと思いました。
収録曲
収録曲は以下の通り。
1.ポプラの秋~Piano Version~
2.日々
3.恋
4.悲しみのとき
5.遠い約束
6.星になった想い
7.なぐさめるということ
8.二人の音
9.Close to you ~セナのピアノⅠ
10.ピアノ・マン
11.Calling To The Night
12.Minor Heart
13.Baby, God Bless You
14.Brightness
15.もしもピアノが弾けたなら
感想
ネットで調べていると,速弾きがすごいということが書かれていることが多いですが,確かに「Minor Heart」なんかはほんとにすごいと思う。あと「Brightness」とかも。しかもただ速いだけじゃない。単に特技としての速弾きじゃなくて,一つ一つの音がおろそかにされていない感がある。いやまあ単純に速く弾くことだけでも難しいことなのでしょうが,それ以上のクウォリティを感じます。
個人的に好きだと思ったのは「Baby, God Bless You 」です。この曲はドラマ『コウノドリ』のメインテーマだそうですが,このドラマは見ていませんでした。優しさがメインだけど力強さがある感じが心を揺さぶられます。途中でテンポが変わるところがあり,困難とか不安,悩みそんな印象を受けました。人生には苦難もあるけど「God Bless You」 ということなんでしょうか?
あと「もしもピアノが弾けたなら」。こちらも原曲を聴きこんでいるわけでもないですが,youtubeとかで見る限り,平成生まれの身としてはこちらのピアノのほうが好きですね。カバー(?)とはいえ,アレンジなど加えつつここまで自分のものとして表現できるのはすごいなと思いました。
まとめ
初めて手を出してみたクラシック。清塚信也さんだからこそかもしれませんが,予想以上に良いものでした。jpopで育ってきたので,歌プラス楽器でjpopこそ歌,という固定観念がありましたが,視野が広がったような気がします。もともとjpopだって曲に歌詞を乗せているわけなので,曲を聴くうえで「うしろの音の表現するもの」を感じることは大切だと思います。
楽器だけ=クラシックの認識は誤りでしょうが,楽器だけの演奏が多いのはクラシックということは言えると思います。浅薄な知識ですみません。
言葉の氾濫する時代,クラシックは一種の解毒剤にもなりうるような気もします。中古とかで他の色々な曲も聴いて,日常のバックミュージックにしたいなと思えました。