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コーヒー豆手網焙煎でアルミをつかうと・・・

コーヒーを控えめにしつつも手網焙煎は続けている戌吉です。

やはり楽しい手網自家焙煎。 

 

手網焙煎にも少しずつ慣れ始め,1ハゼ2ハゼの聞き分けも分かるようになってきました。

 

それなりにコーヒーとして美味しく飲めるのですが,一つ自分で焙煎を行っているうえで気になったことがあります。

 

 

 

1.「テカリ」と味の関係

店で買った焙煎豆と,自分で手網焙煎した豆との「テカリ」具合が全然違うのです。

この「テカリ」は豆の表面に浮き出てきた油分だそうですが,このテカリ具合が強いほうが,豆の味や香りが濃いような気がします。

 

いろいろネットで調べていると,こんな情報に出会いました。↓

煎り網改良(入門編) | ぱんだコーヒー焙煎所

 

ぱんだコーヒー焙煎所というお店のHPです。

こちらでは手網による焙煎の方法についてとても丁寧に紹介してくださっています。そして,「奥の手」として手網をアルミホイルで包むということを紹介しています。熱が逃げずにより強い風味がだせるようになると・・・なんだかたしかにそんな気がします。これは簡単だしやってみるしかない!

 

やってみた。↓

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めっちゃテカる・・!

ちなみにアルミホイルを使わなかった場合がこちら↓

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まあ写真なので少しわかりにくいですが(しかも撮るの下手),全然違うんです!

 

 

2.味は如何ほど?

テカりが違うのが最終目的ではなく「風味の濃さ」が強いかどうかです。

さあお味の程は・・・

 

 

 

 全然濃い!!

 

 全然違います。

まず香りが強い。焙煎したてならアルミなしでも十分強いんですが,それ以上に上質です。ぱんだコーヒー焙煎所さんの言葉を借りればまさに「芳醇」という言葉がピッタリくるような香りだと思います。

そして味。焦げ臭い苦みじゃなくて,奥深いというか,濃厚な味わいです。

今回は酸味がほんのーり残るくらいの中煎りにしてみましたが,アルミなしのどこか少し物足りない感覚を十分に補ってくれています。

 

 

3.ガス代の節約にも

ここまで良くなるとは思ってもみませんでした。また熱を逃がさないことで焙煎時間も縮まりました。ガス代の節約にもなりますね。

 

ちなみに今回はガスコンロ強火で火先約5cm,焙煎時間は3分45秒くらいでした。

アルミなしで同じくらいしようと思うと,6分弱かかっていたので2分以上ガスを節約できることになります。アルミは小さい手網なら20cmくらいでいいので,それでより美味しくなるのなら絶対アルミ付き焙煎がいいですね。いやーいいことづくめ。

 

 まだ煎りムラが多少あるので均一にしたりできるようになりたいですね。

アルミ付き手網焙煎,ぜひおすすめします。

ぱんだコーヒーさん,ありがとうございました。