だしの必要性。味噌だけ味噌汁
昨日読者が一気に8→27人に増えて,原因も分からないんですが嬉しい戌吉です。
ありがとうございます!!
さて本題。
味噌汁の出汁を,顆粒ダシを使うのをやめようと思っているこの頃です。
まあ干物から出汁をとるに当たって,出汁ってそもそもいるの??という小学生でも思いつきそうな疑問をもった経緯で,それを解決すべく出汁なしの味噌汁を味わってみることになったということです。
上記記事では,薄っぺらな味になるだろうという,安易かつ誰でも思いつきそうな想像で予想しましたが,さあ結果はいかほど・・?
その前にたまねぎ汁
シンプルに味わうために具をタマネギだけにしました。冷蔵庫にタマネギしかなかったなんてことは誰が想像しましょうか??
まあそこまでこだわってやるつもりもないので,作ってみましょう「タマネギだけの味噌なし味噌汁」。
ふつうの過程で味噌汁を作ろうとすれば,出汁も味噌もない水とタマネギだけのタマネギ汁ができるわけですが,このタマネギ汁も食す必要がありそうです。
味見程度に一口。
うん,タマネギ汁ですね。
しかし野菜のエキスというか,タマネギだけでも水に溶けだした成分が,これだけの風味を出すんだなあと,改めて感じました。そりゃあいろんな野菜をぶちこんだ具沢山スープなら,奥深い出汁(野菜から出た風味を出汁といってよいのか?)が出るはずです。なるほど~
ということは,味噌汁の汁には結構な栄養が溶け出ているという話にも納得がいきます。
実食,味噌だけ味噌汁
タマネギ汁が出来上がったところで味噌投入。味噌は,ダシが含まれていない,無添加のシンプルなものを使いました。
一瞬話はそれますが,ダシ入り味噌汁なんかが市販されてますが,もうなんのこっちゃというか,それで育った子供なんかは本当に,モノの1から出来上がるストーリーが見えにくい時代になってますよね。〇〇体験とかもあって,それが有効な部分もあるとは思いますが,やはり日常的にやらないと身につかないものもあるように感じます。僕も半分,当事者だからこんなことをやっているんでしょうが・・。
で,できあがりました。味噌なし味噌汁。
具のせいですが地味。
感想。
味噌風味の塩水
奥深さが全然ない!まあ予想通りといえば予想通りなんですが,ここまで薄っぺらな味わいになるとは思いませんでした。
いやまあ飲めないかといわれれば飲めるんですが,出汁の入った味噌汁の美味しさを知っていると,どうしてもおいしくないと感じてしまいます。
美味しさには奥深さが大事だと思いますね(名言)。
うん。
出汁の必要有無
ここまでくれば,いや来なくても結果は明確でしたが,実体験として出汁の必要性の有無が自分の中ではっきりしました。
出汁は,いる
当然すぎて当然すぎる解答ですが,教科書を読んだだけではあくまで知識ですから。五感を使った実体験こそ,経験として体に刻み込まれるんじゃないかと思います(自己肯定)。
というわけで,明日からはいりこや昆布から出汁をとっていこうと思います。
味噌汁シリーズ第0回,味噌だけ味噌汁でした。
※追記
更新初期の頃,「味噌なし味噌汁」となってました。
アホです。失礼しました。