低温長時間焙煎
焙煎次第で、コーヒー豆の味は何色にも変わります。
浅煎り、中煎り、深煎りの焙煎度があり、またその中間もあればそのまた中間もある。
そして同じローストであっても、焙煎時間や火力の違いに依っても風味が変わるという、なんとも奥深い世界です。
大体書籍やネットによる情報では、焙煎時間は10分~15分くらいになっています。
ところが、それを20分以上かけてみる。
すると、なんともやさしい味わいになる。
「飲みやすい」という言葉がすごく合うコーヒーになります。
そんなコーヒーなら、市場によく出回っているだろう、と思いますが、実際のところそう多くはないと思っています。
なぜなら、コーヒーの産地特有の性質を生かしきれないこと。風味が抜けてしまうという理由が考えられるからです。
今2018年現在は、産地の風味特性を表現するスペシャリティコーヒーの波があります。
そこまで何種類もの豆を低温長時間焙煎してみてないのでなんともですが、その焙煎方法には、「どんな豆でもそれなりに美味しくなる」という特性がある気がします。
豆によっては採用するのもありかもしれない、といったところです。
メモ程度に。