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足ツボが気持ちいいことと足裏が凝る理由【勝手な考察】

こんばんは。戌吉です。

 

身体に気を使うのは,機械のメンテナンスのようなもので重要なことだと思います。

使うだけ使って放置しておくといつの間にかさび付いたネジのようになっているかもしれません。

僕は十年以上前から足ツボを押し始めましたが,今でも週に数回は押して(or踏んで)います。

 

足ツボには反射区とか色々あるようですが,仕入れる情報によって結構異なります。

適当に本を数冊漁っているだけなので体系的に学べばある程度分かってくるのかもしれませんが,そこまでの気力は湧きません。

 

足ツボマットとか踏むと気持ちいい。特に土踏まずの当たりなんか,昇天しそうなくらい気持ちいいことがある。

気持ちいいから揉むんだけど,なんで気持ちいんだろう。

おおよそ「凝っている」ということになるんでしょうが,

なんで足裏をもむのが気持ちいいのかを考えてみました。

 

 

 

自然体は,「はだしで地面」

地面といってもアスファルトじゃないですよ。土とか,落葉の上とか,石とか岩とかです。それが自然。

現代人が歩くのは靴を履いて,ほとんどがアスファルトをはじめとする平たい面です。

足裏をケガしないために靴が生まれ,車が走行しやすいようにアスファルトが生まれた(想像)。足を切らないし歩きやすい。しかし物事に両面があることは見過ごすわけにはいきません。

 

ソール

靴といっても色々あります。革靴,ハイヒール,サンダル,ランニングシューズetc・・・。それぞれにソールの構造はちがいます。硬さの程度に差異はあれど,どれにおいても足の屈折と伸展運動が妨げられるという事実は,靴を履くと同時にくっついてきます。

パソコンを長時間やっていると肩が凝るのは,ずっと同じ姿勢を保っているから。筋肉の伸展収縮がない。肩を回せば気持ちいいですよね。

それと同じで足の筋肉がこわばるんだと思います。よくよく考えたら,プロテクターをつけてるようなものですもんね。

スリッパでも,「スリッパを留めるための筋肉」が緊張します。

家ではできるだけはだしで歩きましょう。(冬は寒い)

 

 

アスファルト

硬質な面は衝撃が吸収されず,足に大きな負荷がかかります。

ランニングシューズは衝撃吸収性がありますが,多くの革靴などはもろに衝撃を受けます。体感的には「芝生をはだしで走る」よりも,「アスファルトをランニングシューズで走る」ほうが衝撃がおおきいような感じがします。

また,「平面性」も筋肉を緊張させる気がする。大きな視点で言えば高低差のない(ほぼ)2次元をひたすら歩くし,細かな視点で言えば石ころとか,細やかなバランスをとるための要素がない。

でもまあアスファルトを避けて通ることは不可能なので,せめて接地に気を使うとか,体を労わる工夫は必要なんじゃないかなと思っています。

 

結局は

考えやすいようにある一部分を単純化しましたが,現実は複雑です。もっといろんな要素があるはずです。

自分が痛いと思うところ,凝っていそうなところ,気持ちいいところをほぐして押してやればいいんじゃないかなあ。あとは接地とか歩き方を見直してみる。そんなことを思う今日この頃です。