怪我をして治る皮膚を見て思ふ
人指し指の関節付近を火傷した。
数日後、水膨れを裂くとまだ新しい皮膚ができてなかった。
関節だからなかなか治らない。
ヒリヒリしたまま一週間が経つと、やっと薄い皮膚ができはじめた。
もうほとんど痛くもない。
当たり前のように皮膚が再生すると思っていますが、冷静に考えると、ものすごく神秘的なことのように思えます。
だって、目に見える材料なしに、新たな皮膚が再生するんですよ?
建築物は、目に見えるものからしかできない。
農作物は、目に見えないものからできる。
そこが大きな違いです。
リンや窒素やカリウムやらetcを目に見えるものとして考えるとすれば、この土俵で話はできません。
前に誰のブログで見た話のような記憶がありますが、「治るということは、体は生きようとしている」というような主旨の話が印象的でした。
そう思うと、なんだか確かにと思います。
・・・
徐々に治っていく皮膚をみて、なんだか不思議な気分になったお話でした。
ってか怪我ってすごい字ですね。