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千原ジュニア主演映画「ごっこ」に主題歌『ほころびごっこ』ー勝手に解釈【indigo la End】

こんばんは、戌吉です。

 

千原ジュニアさん主演の映画「ごっこ」が10月20日に公開予定です。

 

その主題歌をindigo la Endが担当することとなり、曲のタイトルは『ほころびごっこ』。

 

 

作品の内容

映画の内容は、わりとドロドロとしているようで、Wikipediaで原作のあらすじを読んでみました。

 

主観的に要約すると、父親と娘が偽りの親子を演じると。

 

その父親(千原ジュニア)は、もともと誘拐目的で女の子を拐ったと。

 

しかし、女の子の純粋な「パパ」という言葉によって、誘拐犯と被害者という関係から、親と子という関係に。

 

それからの、偽りの関係のストーリーが描かれた作品だということです。

 

 

原作を読んでいない筆者が、Wikipediaのあらすじから受け取った内容を要約してるので、原作からずれが生じていたら申し訳ありません。

 

でもまあ、ドロドロですよね。

この作品の主人公を千原ジュニアさんはどのように演じるのでしょうか?

 

 

主題歌「ほころびごっこ」

と、映画の内容も気になるところですが、先日YouTubeにて主題歌『ほころびごっこ』が公開されました。

 


「ほころびごっこ」(indigo la End)/映画「ごっこ」エンドクレジット版MV!

 

indigo la Endの新曲です。作品のあらすじを読んだあとに聴くと、世界観を表現してそうなメロディだなあと思います。

 

「ほころぶ」という単語は、川谷絵音さんがよく使う単語ですが、「緩む」とか、「ほどける」という意味があります。転じると「涙がこぼれる」というのもあるようです。

 以下、筆者の勝手な解釈です。

 

 

歌詞は、ほころび「ごっこ」ということで、どこかで見たラブストーリーを線でなぞるような恋愛がごっこで、本当に心を許した状態が「綻び」なのかなと。

 

サビの

 

まさか僕ら愛し合った

あたな僕だけを見てるの

 

というのは、愛情を本物だと勘違いしている様子を皮肉っぽく表現していると思います。

 

最後のフレーズは印象的で

 

愛情ごっこで手を打とう

その内本物になるかもしれない

最初は大体真似事よ

ずっとそうなのかも知れないけど

 

「ごっこ」を“真似事“ととらえるのは、簡単そうで意外と鋭い気がします。

ニュアンスではおふざけ的な印象が個人的には強いので。

 

恋愛は真似事から始まり、時間とともに本当の愛情になっていく。

 

でも、ずっと真似事かもしれない場合もある。

 

筆者個人的には、真似事はほとんどの場合長くは続かないと思います。

真似事から本物に変わるタイミングはいつか必ず訪れる。

 

それは必ずしもひとつの道筋ではなくて、良い愛情か、ただ絆という名の鎖で繋がれた状態か、いろんなルートがあると思う。

 

もしかすると、浅い付き合いで真似事のまま長く続く場合もあるかもしれない。

でもそれは嘘っぱちの愛情だとぼくは勝手に思っています。(勝手意見)

 

恋愛もそうですが、それだけでなくラストのフレーズはすごく哲学チックだと思います。

本質をつく、素晴らしい歌詞だなと思いました。

 

 映画の内容も連想させる言葉も織り交ぜられていて、やはり川谷絵音さんの才能はすごいなと思いました。

 

 

 まとめ

映画「ごっこ」が10月20日公開ということで1カ月少し早く主題歌が公開されました。

 

筆者はindigoのファンなわけですから、最初は曲目的で聴いたわけですが、歌詞が作品とも関係してそうだったので、あらすじだけでもとネットサーフィンしてると、ちょっと映画の内容も気になってきました。

 

「ほころびごっこ」はじめ、聴けば聴くほどよく思えてくるのは、川谷さんが作る曲の特徴です。

ぜひ一度聴くことをおすすめします。

 

映画も意外と面白そうです。

見に行こうかな。

夏の終わりに聴きたい音楽2曲

こんばんは、戌吉です。

 

基本的に僕は夏は好きです。

 

でも、夏の終わりも好きです。

 

夏の終わりというと、どこか寂しいような印象。

生温かいような空気の日暮れ、というが僕の夏の終わりのぼんやりとしたイメージです。

 

そんな夏の終わりに聴きたい2曲。

YouTubeでも聞けるのでぜひどうぞ。

 

 

夏の終わり

夏の終わりには

ただあなたに会いたくなるの

いつかと同じ風吹き抜けるから

 

ー森山直太朗「夏の終わり」

 

 

夏の終わりには

嘘をついて夜を越すあなたを見て

渚にて微笑むのさ

明日の星座なら

あなたを照らすかな

きれいに照らすかな

 

ーindigo la end 「渚にて幻」

 

 

まあ夏の終わりでもないときに聴いても、夏を想像するとノスタルジック(・・?)な気分になります。

 

さあ。セブンの厚切りメープルフレンチを食べて帰ります。

今週もお疲れ様でした。

【ゲスの極み乙女。】新アルバム「好きなら問わない」の収録曲ランキング5選

こんばんは、戌吉です。

 

8月29日にゲスの極み乙女。から新アルバム「好きなら問わない」が発売されました。

 

今回は通販の予約ではなく店頭でCDを購入しました。

 

早速聴きましたが、1年3ヶ月前に発売されたアルバム「達磨林檎」が相当暗いイメージだったことからすると、だいぶ明るいというか、元気な印象を受けました。

 

収録曲の半分ほどは、シングルやYouTubeで配信されたり、リミックスですが、ほかの約半分は完全新作でした。

 

それらの曲を独自勝手な見解でランク付けしました。

 

 

収録曲は以下の通り

 

収録曲

1.オンナは変わる

2.はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした

3.イメージセンリャク

4.もう切ないとは言わせない

5.戦ってしまうよ

6.sad but sweet

7.僕は芸能人じゃない

8.颯爽と走るトネガワ君

9.ゲンゲ

10.私以外私じゃないの(Remix by PARKGOLF)

11.招かれないからよ

12.ホワイトワルツ(adult ver.)

13.アオミ

 

 

ランキング

5位:颯爽と走るトネガワ君

 

管楽器(かな?)が非常に特徴的で、今までのゲスにはなかった印象を受けます。

天才と言われ続ける川谷さんが、「天才とは違う努力の賜物です」というのはインパクトがあり、「今を生きてるだけ」というのは、日本社会のサラリーマン的な何かを感じさせられます。

「昨日の全てを持ち越さないで今日も生きるだけ」というのも生活哲学的です。

まあ、原作は見てないんですが・・

 

 

4位:はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした

 

メロディから想像されるイメージがいい感じ。新しいんですが、どこか懐かしいような、indigo la endの「幸せが溢れたら」の頃的な印象を受けました。

 

これは川谷さんの作る曲の特徴だと勝手に思っているんですが、曲のラストへの持って行き方がすごくうまいと思います。

 

この曲だと「寂しい夜にまた助けられるんだ」のところから。すごく心が揺さぶられるような感覚を覚えます。

『ロマンスがありあまる』ならCメロからとか。

なんかわからないけど、すごくいです。

 

 

3位:イメージセンリャク

 

これはシングル「戦ってしまうよ」のカップリングだったのですでに何回も聴いていました。

 

非常に風刺的で社会に反抗的な歌詞となっています。

曲の最後は「さよならと言えなかった 幸せにはできなかった」と川谷さんの歴史から考えると意味深な歌詞ですが、高音域のギリギリのところで多少かすれながらも歌っているところが、すごく心に響きます。

 

発売頃に投稿した記事もよければ。

www.inukkoro.com

 

 

2位:もう切ないとは言わせない

 

これもまたどこか懐かしい感じです。

ミュージックビデオを見ながら聴くと、すごく良いです。

メンバーのセリフの部分が、原曲には入っておらず、それはそれで長い間奏の部分で色んな想像力が刺激されますが、個人的にはMVのセリフ付のほうが好きです。

 

 過去記事です。

www.inukkoro.com

 

 

1位:ホワイトワルツ(adult ver.)

 

これはなかなかに衝撃的でした。

 

個人的に、リミックスにはあまり高い期待を抱かずに聴いてしまう部分があるんですが、これはすごいというか、ジャズ的で、「ゲスもこんな曲もするんだな」という新しい印象を抱きました。

 

 歌詞はなかなかゲスいですが、原曲を知っていると楽しめるの曲なのかなと思ったりもしました。

 

 まとめ

勝手にランク付けしましたが、ほかにもいい曲はたくさんあります。

聴くときの環境や自分の心情で、このランキングはすぐに変動もしますが、敢えてつけるならこんな感じということで書いてみました。

いや、ただ書きたかっただけです。

 

アオミ、戦ってしまうよ、オンナは変わる・・・

 

過去の曲も交えて聴くこともおすすめです。

そしてゲスやindigoなど、川谷絵音さんの作る曲は、疲れた夜に本当にいいと思う今日この頃です。