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合わせ出汁がわざわざ合わせている理由を実感する【味噌汁のなぜ】

こんばんは,戌吉です。

 すっきり晴れの日が少ないですね、天気。

 

味噌汁は,顆粒ダシを使わないことにして1カ月が経ちました。

意外とめんどくさくないと感じています。

というか食材のありがたみを感じれるというか,むしろ顆粒ダシで味噌汁を作る方がめんどくさいとすら思えてきました。

 

そして今回はいりこと昆布の合わせ出汁。

 

 

合わせることの意味

水800ccに,いりこ15gと昆布10gです。

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出汁だけ飲む。

 

 

おお~

奥ゆかしい。ん? 奥深い。

 

 

いりこや昆布単体のときよりは,素材それぞれのその風味はわかりにくくなりますが,味に奥行きがでるような感じです。

そして美味しさという点に絞れば,やはり合わせ出汁のほうが美味しいように思います。

 

 

昆布は甘みでいりこは苦み。そして共に共通する旨味。

 

 

ネットで軽く情報を探ったところ,

昆布の旨味はグルタミン酸

いりこの旨味はイノシン酸

 

という成分らしいです。どちらもなんとなく耳にしたことのある言葉です。

 

 

そして異なる旨味成分を掛け合わせると相乗効果でより一層旨味を感じるようになると。

 

なるほどその理屈道理ですね。

ただ僕は甘みや苦みのハーモニーも奥深さの表現に関わっていると勝手に思いました。

 

 

まとめ感想

単体の出汁は素材の風味を感じられるところにありましたが,合わせ出汁は奥深く単純に美味しいと感じます。

 

ただ合わせ出汁でも自分で作ることで,ああここに昆布がいるなとか,この香りはいりこだな,と感じながらいただくことができます。

 

出汁とるのって楽しい。

もう顆粒ダシは使えない?

当分は使いそうにないです。