「常温ビール」という提案
今、常温で缶ビールを飲んでる最中です。
常温でビールを飲むというのは、最近ではふつうは考えられない話です。
しかし、ひと昔前のことを想像してみると、冷蔵庫もない時代がたった100年前にあったようなのです。
常温ビール
冷蔵庫がない。
そんな環境では、「常温」か「熱い」しかなかったんだろうと思います。
川の上流水でも用いればある程度冷却できたかもしれませんが・・・
常温ビール。
ある意味、自然な状態です。
暑い日の疲れた夜に、冷たいビールは確かに刺激的でうまいと思いますが、それが当たり前でもないような気がする。
居酒屋で生ぬるいビールなんか出した時にはクレームものな時代だとは思いますが。冷たいビール以外飲めない、というのもいかがなもんかなと。
日本酒だって、たいがい常温で飲みますね。
ビールも、そんなもんじゃないでしょうか。
なんか最近、常温ビールも乙なもんだな、と思うようになりました。
電子レンジ
電子レンジで温めたものと、火で温めたものは、同じ熱いでも違う熱い、な気がします。
なんでしょう、火で温めたものは立ち上ってくる温かさがあるように感じます。
レンジの温かさには勢いがない。
特に炊き立てのご飯とレンチンしたご飯を食べ比べてみると、ほんとに全然違うのがわかります。まあ、ごはんに関しては単純に比較してもいけない気もしますが。
長期保存のために冷蔵庫れ保管したカチカチのごはんを、電子レンジでチンするよいうのはわかる話ですが、例えば炊いたごはんを半日とか一日の間でまた食べるような場合は、常温保存で常温ごはんというのも、いいのではないかと思います。
なぜそこまで常温にこだわるのかというと、「自然」も意外と大事じゃないかと感じる。
抽象的ですが、分かってくれるひとには、1mmくらいわかってくれるんじゃないかと思います。
食欲旺盛
常温でごはんを食べると、熱い時より多く食べられるような気がします。
そうなってしまうんです。
多く食べることが正義だとは思いませんが、食欲がないよりはある方がいいなとは思います。
今朝なんかは、朝から米を2合食べてしまいました。
一概に常温のせいとは思いませんが、冷蔵庫や電子レンジが当たり前になった時代、安易に常温を毛嫌いするのも、考え直した方がいいんじゃないかという勝手な提案でした。