歯間ブラシと食いしばる力
こんばんは,戌吉です。
相変わらず時代の流行と逆行したくなる,ひねくれた性格です。
今日は「歯」について。
最近の傾向と落とし穴
噛む力とか,歯を食いしばるということは,生きる上で重要なことと認識している私ですが,最近の流行からみれば泥臭くてスマートではないような感じがします。
逆に歯を綺麗に,というのはとても今の流行チックだと思います。虫歯にならないためというよりは,見た目とか清潔感とかそういう色が強い気がします。
もともと個人的に歯には恵まれている体質(暫定)なのでこんなことが言えるのかもしれませんが,キレイにしすぎることにも落とし穴はあると思います。
細菌の少ない環境で育ったら免疫力が低下することなどを考えていると,どうしてもそんな想像をしてしまいます。
実体験より
そんなことを思った裏づけに,歯の間まで歯ブラシの毛を潜り込ませて歯磨きをした後に感じたことがあります。それは,
歯を食いしばりにくいという感覚でした。
タイトルに歯間ブラシとありますが,使ったわけではありません。すいません。しかしそれを使わなくとも,毛先の細い歯ブラシをうまく使えばある程度,歯間を掃除することはできます。
噛む力を大事に生きていきたい人間にとっては,結構気になる出来事でした。歯間をよく磨くと食いしばりにくい・・??
でもまあよくよく想像してみると,スカスカの歯と,汚い話ですが,間に歯垢が詰まっている歯。どちらが力が入りやすいかと考えてみると,明らかに後者であるような想像がつきます。
例えてみれば空気の入っていないボールと,パンパンに空気の入ったボール。どちらがよく跳ねるかといえば明らかに後者であるということと似たような話です(・・?)。
とはいえ,見た目のキレイさではなくて,虫歯に気を使って細かいところまで歯垢を取り除いているという場合もあると思います。個人的な考えでは,明らかにその歯垢が口内環境を悪くしてそうだと思えば除去したほうがいいし,なんかめんどくさいなーと思いながら半ば義務的に歯間掃除をするくらいならやらない方がマシなんじゃないかと思います。
何がいいのか
歯の噛みしめる力も虫歯の発生に影響しているという持論があるので,こういう考えに至ったわけですが,その持論には科学的な根拠はまったくありません。というかなにも参考にしていない,ただ歯を食いしばることが大事だという考えと自分の感覚から出てきたものです。
ただ科学というのも100%信頼できるものではありませんから。
〇〇が体にいいといってもそこには人類の約65%にとかいう前置きがあることは頭の隅に置いておくべき事実だと思います。テレビとか雑誌ではそれはダメ!とか〇〇するべきだ!とか断定的に言いますが,そういう知見は確率論が包含されていることが多いはずです。
自分の感性を大切に。歯間掃除も,今自分の歯汚いな~と思ったときにやっていきたいという,ただのなんでもないつぶやきでした。
粗末な文章失礼いたしました(いつも)。