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【熊本県産】吉見哲朗さんのミディトマトに感動

好きな食べ物ベスト3

 

3位:ミニトマト

 

2位:ミディトマト

 

1位:トマト

 

 

今日はそのなかで2位にランクインしたミディトマトについて、すばらしい商品を発見したので、ご紹介したいと思います。

 

 

この商品に感動

先日、家から少し遠いスーパーに行って、少し変わった商品を見つけました。

いや、変わったといってもトマトなんですが・・・

 

それがこちら


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半分食べてしまいましたが・・・

なんとも見苦しい限り、申し訳ありません。

 

『房採りミディトマト』。熊本県産で、吉見哲朗さんという方が作っておられるそうです。

 

一見、普通のミディトマト。

しかし何がいいかというと、商品名通り、房が付いてることです。

 

粋ですよね!房が付いてるんですよ。

自然をそのまま。って感じがすごく好きです。

 

「わざわざ房から取るのが面倒」という意見が多そうなこの世の中で、こういう商品の出し方をするっていうのは、この商品の出し方と、トマトの味に自信があるんだろうな~と勝手に想像してしまいます。

 

 

味と香りについて

これがまた匂いがいいんですよ。

採れたてのトマトから香る、トマトの青々しい香りがするんですよ。

 
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出回っているトマトはほとんどが房から採られたトマトですから、この青々しい香りを嗅ぐという機会が日常ではほとんどありません。

 

 それを体験させてくれるのが付加価値というものでしょう。房についているからこそ、なメリットがパッケージに書かれていると、なお良く売れそうな気がしたりしましたが、僕にとってはこれで大満足な商品。

 

そして重要な味。

 

活き活きしてます。

テレビの食リポみたいに「なんとかな味が最初にきて、そのあとどうとかな香りが鼻に広がります」的な解説はできませんが、食べる直前まで房に付いているからこそであろう新鮮さを感じます。

少しだけ具体的なことを言えば、皮の張りがいいです。あと、甘いです。

 

 

感じる付加価値

房がついてあることで実際栄養価が保持される、みたいなデータがあれば一番いいのでしょうが、感覚的に新鮮だろうというのは蓋を開けた時の青々しい香りから伝わってきました。

 

 たとえばもし、自分がなにか商品を出すということを考えた時に、こういう付加価値の付け方は、非常にいいなあと思いました。まあ摘み採る作業としては減っているわけですから、付加といっていいのか微妙な気もしますが、そこに説明できうる理由があるとすれば、十分に付加価値といえると思います。

 

 一時期農業に興味があった時期もあったので(今もないわけではありませんが)、そんなことをふと考えたりもしますが、やはり感心します。

 

それが時代と合うかどうかと、自分の理想との兼ね合いは、商売の難しいところなんだろうと思いますが、少なくとも僕はこの房採りミディトマトからは生産者の想いが伝わってきました。

 

良いなと思った出来事です。