王道的ブラジルNo.2【珈琲手網焙煎】
生豆本舗で購入していたブラジルの生豆。
500g買いましたが、一人で飲むとなると結構ありますね・・・
どうも戌吉です。
今回もシャカシャカ手網を振ってきました。
焙煎・抽出
豆がすごくきれいだったケニアと比べると、やはり虫食い豆や割れた豆が多かったです。
焙煎。推奨焙煎度がハイロースト(焙煎8段階の浅いほうから4番目)と、浅めなのが意外でしたが、生豆本舗さんの推奨焙煎度に最近信頼をおき始めたので、ハイローストでやることに。
豆を入れすぎたか・・!
ちょっと煎りムラ(火の通り具合のばらつき)が目立ってしまいました。欲張って少し豆を多く入れてしまったためでしょう。
1ハゼ(最初に爆ぜる音)から約1分半。焙煎時間は、全体を通して12分ちょっとでした。
挽いた香りはいい感じの香り。
豆も湿っぽくなく、また青臭くもない。
蒸らしてふくらむ。
うん。ふつうにおいしいです。
「ナッツな香り」は、だいたい分かるようになってきました。
豆を匂うだけでも簡単にわかるくらい、「ナッツ」というのは特徴的な気がします。
この前インドネシアのロブスタ種を焙煎したときも、ナッツ臭が強かったです。
ブラジルは、キリッとする、コーヒーらしい味です。
ハイローストにしては、酸味が消えすぎたような気もしますが、これくらいが飲みやすいです。シティローストとハイローストの中間くらいですかね。
ブレンド
自分で焙煎するまではストレート(1種類の豆)で飲む経験も少なく、ブレンドされた味がコーヒーらしい味、みたいな思い込みがありましたが、実際ストレートで飲んでると、それぞれの産地の豆によって、驚くほど味が違います。
例えばエチオピアはすごくフローラルな香りで、コロンビアやブラジルはわりとコーヒらしい味なんですが、ほんとにこれが同じ植物??と思うほど違います。
犬にも、柴犬からゴールデンレトリバーまで色々いるように、珈琲もモノによって全然風味が異なります。
そして異なるもののそれぞれいいところをバランスよく掛け合わせると、飲みやすく奥深い味わいになるのでブレンドされるわけです。調和であり、ハーモニーです。
なんて偉そうなことを言いながらブレンドに関する知識はほとんどありませんが、やってみたくなったので、とりあえずこの前焙煎したエチオピアと今回のブラジルでやってみることに。
ブラジル(ハイ):エチオピア(シティ)=2:1でブレントして飲んでみると、
エチオピアが強い・・!
本当にこの豆は、個性が強いんですね。特にエチオピアのグジという地域の豆で、生豆本舗さんの説明でも「強烈」と言われているくらいなのです。いや、全然美味しいんですが、エチオピアの主張が強すぎる。
今度はもっとエチオピアを少なくしてやってみます。4:1くらいでもいいのかもしれません。
まとめ
焙煎は、それなりにうまくいったと思います。
そしてブラジルは安定の美味しさですね。
ブレンドのベースの味にしても良いのかもしれません。
エチオピアは毎日飲んでると個性が強すぎて飽きてきます(少なくとも僕は)が、ブラジルは毎日のみたい味ですね。