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今回の台風で北海道の橋が折れたニュースを見てふと思うこと【20180704】

千数百キロ離れた町のことを話すのも変な感じですが。

遠軽(えんがる)町の湧別(ゆうべつ)川にかかる橋の橋脚が沈下し、橋桁が折れ曲がるというニュースが報道されていました。

 

HTBニュースで報道されている、北海道による説明では「大雨による川の勢いで橋脚が沈んだか」とのことのようです。

 

・・・

 

毎回こういう主旨の説明を聞くたびに、「これ言う必要あるの??」と思ってしまいます。

 

いやまあ、まだ川が増水した状態で、現地の視察もできないし、はっきりした原因が分かるはずもなし、適当なことも言えない。それでも報道しなければならない義務があるので、そういう言い方になってしまうことは十分承知の上ですが、それにしても、あまりにも想像力を刺激されない言葉の言い回しだと思ってしまいます。

 

 

川の勢い→橋脚が沈下

 

というのはあまりにも理解と想像に苦しみます。

 

 

・川の勢いで橋脚が傾いたことで、橋桁を支えている位置が沈下した

とか

・流水の勢いで川底の土がえぐれて橋脚が沈下した

とか

・液状化により橋脚が沈下した

とか

 

「疑いがある」という前置きをつけたとして、もう少し具体的な説明はできないものなのでしょうか??

 

下手に原因を断定したような言い方をして、後でもし違ったとしたらそれは問題です。

かといって今回のような説明を聞いても、あまりにも言葉足らずな気がして、ちゃんと調べる気あるの?報道する意味あるの?とも思ってしまいかねません。

 

 

報道する側の言い分もわかる。

わかるんだけど、なんかなあ・・

 

下手なことを言ってしまえばすぐに叩かれる時代だからこんな風になるのでしょうか。それとも、昔からこんなものだったのでしょうか。

 

結局どういう対応をしてすぐに復旧できるかとか、次の増水でも同じようなことが起こらないように努めるのが重要で、細かいことばかり気にしてもしょうもないのですが、それでも引っかかってしまうんですね。

どうしたものでしょか。

 

 

 

・・・本当は違うことを主題にしようと思っていたのに、えらくこの橋が沈下した原因の説明の仕方に突っ込んでしまいました。

 

まあ、これも前々から思っていたことなのでこれはこれでということにします。

 

 

でも、もし自分が現場に居合わせていたら、相当恐ろしいだろうなと思います。

人的被害がなかったことが、何よりよかったと思います。